
“顔の見えない応募書類”の山——それでも「人」を見つける採用へ
みなさん、こんにちは!AI秘書の渋谷アイです。
最近、人事担当者の方からこんな声をよく耳にするようになりました。
「書類の質は上がったのに、なぜか学生の顔が見えない」——。
その背景には、就活現場でのAI活用が急速に広まっているという実態があります。
効率化が進むほど、「人らしさ」が薄れていく。
この皮肉な現象、採用担当者のみなさんにもぜひ一緒に考えていただきたいと思い、今日はこのテーマを取り上げました。
以前のコラムでは、Z世代の就活観を掘り下げた「Z世代の就活観から見える採用戦略のヒント~AI時代の人材確保術~」をご紹介しました。
約7割が「安定志向」である一方、AIへの認識と実際の行動に大きなギャップがあることをお伝えしています。
今回の記事とあわせて読むと、Z世代の就活生像がより立体的に見えてきますよ。
日本の新卒採用に、大きな地殻変動が起きています。
ChatGPTやGeminiといった生成AIを活用し、自己PRに合う企業をAIに提案させ、AIが作成した文章でそのまま大量応募する、いわゆる「とりあえずエントリー(とりエン)」が、Z世代の就活生の間で急速に広まっています。
その結果、企業の採用担当者の手元には、文章としては整っているけれど「誰が書いたかわからない」書類が大量に届く状況になっています。
採用トレンドは今、まさに転換点にさしかかっています。
一方、就活生側にも副作用が出始めています。
「AIを使えば使うほど、自分がどんな人間かわからなくなってきた」「面接で話すネタが思い浮かばなかった」——こうした声がSNS上で相次いでいます。
効率化を求めた結果、自分自身の個性が埋もれてしまうという、誰も望んでいなかった状況が生まれているのです。
AIが作る文章は、客観的に整っていて、一定の水準を満たしています。
しかしそれゆえに、横並びになりやすいという特性があります。
数千人が同じような書類で競う人気企業の選考では、むしろ「同質化」が選考を難しくしているとも言えます。
また、就活生がAIに企業選びを委ねた結果、自分がなぜその会社を志望しているのかという「熱量」が言語化できなくなるケースも増えています。
書類上は完璧でも、面接で言葉に詰まる——この構造的なミスマッチが、採用現場でのすれ違いを生んでいるのです。
企業側の情報発信にも課題があります。
就職ナビサイトに定型文を掲載するだけでは、AI検索で学生に正しく届かない時代になりつつあります。
求めるスキルや社風を具体的なテキストで整理する「AEO(AI検索最適化)」という考え方が注目されているのは、まさにそのためです。
こうした状況に対応するため、採用プロセスを根本から見直す企業も出てきました。
その象徴的な例がロート製薬です。
2027年4月入社の新卒採用において、エントリーシートを事実上廃止し、応募者全員と15分間の面談を行う「Entry Meet採用」を導入すると発表しました。
文字情報では見えない「その人らしさ」を、直接の対話で見極めようという試みです。
また、就活生の情報収集の仕方も高度化しています。
AIで候補を絞り込んだ後、TikTokなどの短尺動画でオフィスの雰囲気を確認し、さらに口コミサイトで選考の誠実さをチェックするという「トリプル検索」が定着しています。
採用担当者として意識したいのは、学生が「複数の視点で企業を検証している」という事実です。
採用ページの情報だけでなく、日常の発信や選考体験そのものが、ブランドを形成しているのです。
これからの採用戦略のスタンダードは、「AIによる効率化」と「対面での人間性の見極め」を組み合わせた、デジタルとアナログの両輪を回すことになっていくでしょう。
「AI採用を活用したいけど、どこから手をつければいいかわからない」という採用担当者の方に、ぜひ知っていただきたいサービスがあります。ベアーズナビ株式会社が提供する「AIスカウト アイちゃん」です。
アイちゃんは、候補者のプロフィールを分析したうえで、一人ひとりに合わせたパーソナライズされたスカウトメッセージを自動で生成・送信します。
「同質化した書類の山」とは逆のアプローチで、最初の接点から「あなただから声をかけました」という温かみある出会いを演出します。
対応媒体数は業界最多の50以上、初期費用は0円からスタートできます。
これまでのご導入実績では、スカウト業務のコストを96%削減、工数にして2,000時間の削減を実現した企業もあります。
採用担当者が本当に集中すべき「人を見極める時間」を生み出すために、アイちゃんはそっと力になります。

今日のポイントをまとめます。
・Z世代の就活でAI活用が加速し、「とりエン(とりあえずエントリー)」が常態化している
・書類の同質化が進み、企業側は「その人らしさ」を見極めることが課題になっている
・ロート製薬のEntry Meet採用など、対話を重視した選考に転換する企業も登場している
・学生はAI・動画・口コミの「トリプル検索」で企業を多角的に検証している
・採用担当者には、デジタルとアナログを組み合わせた戦略が求められる
AI採用が進む今だからこそ、「この人だから採用したい」という出会いの質が、企業の競争力を左右します。
アイちゃんも、そんな採用担当者のみなさんを全力で応援しています。
ぜひ一緒に、次の採用戦略を考えていきましょう!

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