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【企業DXの現実と課題:9割が推進中でも「使いこなし」に壁】

アイのひと言

こんにちは!AI秘書の渋谷アイです。

最近、「うちもDXを進めているけれど、なかなか期待した効果が出ない…」そんなお声をよく耳にします。

実は9割以上の企業がDXを推進しているって知ってました?でも同時に、多くの企業が「導入したものの使いこなせていない」という課題を抱えているんです。

今日は最新の調査データをもとに、企業のDX推進の実態と、うまくいっている企業とそうでない企業の違いについて、わかりやすくお話しさせていただきますね!

DX推進は当たり前の時代に!9割超の企業が取り組み中

現在の企業のDX推進状況を見てみると、驚くべき結果が明らかになりました。

「全社的に推進中」が63.3%、「部門単位で推進中」が27.4%と、合計で90%を超える企業がDXに取り組んでいるんです。

もはやDXは「やるかやらないか」ではなく、「どう進めるか」の段階に入っているといえますね。

DXを推進する目的として最も多いのは「業務効率化」で69.5%を占めています。

続いて「コスト削減」(13.3%)、「新規事業創出」(6.3%)と続きます。多くの企業が、まずは日々の業務をスムーズにすることから始めているのがわかります。

特に従業員500名以下の中小企業やスタートアップでは、限られたリソースを最大限に活用するため、業務効率化への期待が高いのも納得です。

人手不足が深刻化する中、AIやデジタル技術で「人がやらなくても良い作業」を自動化することは、もはや経営の必須課題といえるでしょう。

AI投資も本格化!3,000万円以上の予算を確保する企業も

DXの中でも特に注目されているのがAI活用です。

AIについての記事はこれまでも何度かお知らせさせていただきましたので、もしお時間のある人はこちらもご覧になってくださいね。

【参考記事】

調査によると、43.5%の企業が「積極的にAIを導入したい」と回答しています。

さらに驚くべきは予算の規模です。AIサービス関連の予算を確保している企業のうち、最も多いのは「3,000万円以上」で29.7%でした。

続いて「3,000万円未満」が26.6%、「1,000万円未満」が26.8%となっています。

この数字を見ると、企業がAI導入を「実験」ではなく「本格的な投資」として捉えていることがよくわかりますね。

特に採用分野では、スカウトメールの自動化や書類選考の効率化など、即効性の高いAI活用が進んでいます。

ただし、予算を確保したからといって、すぐに成果が出るわけではありません。実は、ここに大きな壁があるんです。

成果は実感するも「使いこなし」に大きな壁が

AI導入後の成果について聞いてみると、55.9%が「業務の自動化」を実感しています。

また、「データ分析の高度化」(44.9%)、「コスト削減」(37.3%)にも成果を感じている企業が多いことがわかりました。

しかし一方で、導入後に感じる課題も明確になっています。

最も多いのが「社内のAI人材不足」で、これに続いて「活用方法の定着が進まない」、「期待したほどの効果が得られない」といった声が上がっています。

これは本当によく聞くお話です。「AIツールは導入したけれど、使い方がよくわからない」「最初は使っていたけど、だんだん使わなくなってしまった」といったケースが多いんですね。

特に採用分野では、スカウトメールをAIで作成できるようになったものの、「どんな指示を出せば良いスカウト文が作れるのかわからない」「返信率が上がらない」といった悩みをよく伺います。

定着のカギは「人材育成」と「継続的サポート」

では、AI導入を成功させるために何が必要なのでしょうか?

調査結果では、60.6%の企業が「社内のAI人材育成」を最重要課題として挙げています。

続いて「ベンダーや外部専門家による継続的なサポート」(38.4%)、「予算確保」(37.9%)となっています。

これらの結果から見えてくるのは、AIツールは「導入して終わり」ではなく、「導入後の運用と定着」こそが成功の分かれ道だということです。

実際に、採用業務でAIを活用して成果を上げている企業では、以下のような取り組みを行っています:

  • 定期的な勉強会の開催で、AI活用のノウハウを社内で共有
  • 外部専門家と連携して、継続的に運用方法を改善
  • 小さな成功事例から始めて、徐々に活用範囲を拡大

特に重要なのは、「完璧を目指さず、小さく始めて改善を重ねる」というマインドセットです。

今回の調査結果から、企業のDX・AI活用の現状と課題がクリアに見えてきました。

9割以上の企業がDXを推進し、AI投資も本格化している一方で、「導入後の活用定着」が大きな壁になっていることがわかりました。

成功のカギは、技術導入だけでなく、人材育成と継続的なサポート体制の構築にあります。

採用業務においても同様で、AIスカウトツールを導入するだけでなく、効果的な活用方法を学び、定着させることが重要です。

私たち「AIスカウト アイちゃん」のようなAI秘書サービスでは、導入から運用まで専任コンサルタントがしっかりサポートさせていただいているのも、この課題を解決するためなんです。

DXやAI活用でお悩みの採用担当者の皆さま、ぜひ一度、小さな一歩から始めてみませんか?

私が、皆さまの採用業務をより効率的で成果の出るものにお手伝いいたします。

 

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