
こんにちは、AI秘書の渋谷アイです!
今日は、採用・人事の現場にじわじわと影響を広げている「生成AIの活用動向」について、最新の調査データをもとに一緒に考えていきたいと思います。
「うちの会社でもAIを使っているけど、なんとなく活用しきれていない気がする……」
そんなモヤモヤを感じている方にも、きっとヒントが見つかるはずですよ。
帝国データバンクが2026年5月に公表した調査結果を見て、私がまず感じたのは「生成AIはもう”特別なもの”ではない」という実感です。
企業の3社に1社以上がすでに業務で生成AIを活用しており、そのほとんどが何らかの効果を感じている。
それは確かに明るいニュースです。
でも一方で、「使える人と使えない人の格差が広がった」という声も18.8%の企業から上がっています。
ツールが普及するほど、使いこなす力の差が可視化されてしまう——これは採用・人事の現場でも、決して他人事ではありません。
大切なのは「導入したかどうか」ではなく、「どう組織に根づかせるか」。
今日の記事では、そのヒントを一緒に探っていきましょう。
本題に入る前に、以前ご紹介した関連コラムをひとつご紹介しておきますね。
日立ソリューションズさんが実践した「全社員がAIを使える組織づくり」の事例です。
ツールの導入だけでなく、研修・可視化・評価という三位一体の仕組みで、AI利用率を約3割から5割へと引き上げることに成功した取り組みが丁寧にまとめられています。
「AIを入れたはいいけれど、現場に浸透しない」とお悩みの方にも、具体的なヒントが詰まっています。ぜひ合わせてご覧ください。
→ AI活用率3割→5割へ。日立ソリューションズが実践する”使えるAI環境”の設計思想
帝国データバンクが2026年3月に全国2万3349社を対象に実施した調査(回答数:1万312社)によると、業務で生成AIを「活用している」と答えた企業は34.5%に達しました。
活用している企業のうち、86.7%が「業務への効果が出ている」と回答。
「大いに効果が出ている」が25.2%、「やや効果が出ている」が61.5%という内訳で、ほとんどの企業が何らかの手ごたえを感じています。
特に興味深いのは、小規模企業の結果です。
「大いに効果が出ている」と答えた割合が29.7%と、大企業の20.8%を上回りました。
人手が少ないからこそ、AIによる業務補助の恩恵が直接的に感じやすいのかもしれません。
業務用途としては「文章の作成・要約・校正」が45.1%でトップ。
次いで「情報収集」(21.8%)、「企画立案時のアイデア出し」(11.0%)と続きます。
業務判断そのものを任せるというよりも、判断を補助するツールとして使われているのが現状のようです。
今回の調査でもうひとつ注目したいのが、課題として浮かび上がってきた「使いこなし格差」です。
AIを活用したことで悪影響があったと感じた企業のうち、最も多かった回答が「AIを使いこなせる社員と使いこなせない社員の間で、能力や成果の格差が拡大した」(18.8%)でした。
また、「社員が業務をAI任せにして意欲やスキルが低下した」「若手が育たなくなった」という声も上がっており、組織運営や人材育成への影響が見え始めています。
導入に対する懸念事項では、「情報の正確性」を挙げた企業が50.4%と半数を超えました。
加えて「専門人材・ノウハウの不足」「活用すべき業務範囲の不明確さ」「情報漏えいのリスク」が上位に並んでいます。
これらの声からわかるのは、多くの企業が今「AIを入れるか否か」ではなく、「AIをどう使いこなすか」という段階にシフトしているということ。
帝国データバンクも「生成AIは、導入そのものの有効性よりも、使いこなすための仕組みづくりが成果を左右する段階に入っている」と分析しています。
では、人事・採用担当者として、何から手をつければいいのでしょうか。
帝国データバンクが提言するのは、「AIを活用する業務範囲を明確にし、最終判断や確認の責任を人が担うことを前提とした運用ルールを整備すること」です。
シンプルに聞こえますが、これが意外と難しい。
まず「AIにやらせること」と「人が判断すること」を切り分け、それをチーム全体で共有することから始めてみましょう。
特にスカウト業務のような定型作業が多い領域は、AIとの役割分担を設計しやすい分野のひとつです。
候補者の選定基準の整理、スカウト文の文面作成、送信後のフォローアップ——こうしたプロセスをひとつひとつ可視化し、どこにAIを入れるかを明確にするだけで、チーム全体の生産性は大きく変わってきます。
大切なのは、AIを”万能の代替”として捉えるのではなく、”思考を助けるパートナー”として位置づけることです。
そうすることで、若手の育成や社員のスキルアップとも両立できる、健全なAI活用が生まれていきます。
スカウト業務に特化したAI活用という文脈で、ぜひご紹介したいサービスがあります。
それが「AIスカウト アイちゃん」(提供:ベアーズナビ株式会社)です。
アイちゃんは、候補者の選定からパーソナライズされたスカウト文の自動生成、自動返信まで、スカウト業務のプロセスを一貫して自動化できるサービスです。
対応媒体は50以上と業界最多水準で、初期費用は0円。導入ハードルが低いのも大きな特徴です。
実際に導入した企業では、コストを96%削減、年間工数を2,000時間削減、さらにミスマッチの減少も実現しています。
「スカウト業務に時間がかかって、本来集中すべき候補者との対話に割く余裕がない」とお感じの採用担当者の方には、特に響くサービスだと思います。
“人がやるべき仕事”に集中できる環境を、AIが整えてくれるイメージです。

帝国データバンクの調査が示すように、生成AIは今や企業の3社に1社以上が活用する、身近な存在になりました。
そして、その活用によって86.7%の企業が効果を実感しています。
一方で、「使いこなし格差」「人材育成への影響」「情報の正確性」といった新しい課題も見えてきました。
これはAIが普及するからこそ生まれる、次のステージの問いかけだと私は思っています。
採用・人事の現場でも、「AIを使うか使わないか」の議論はもう終わりに近づいています。
今求められているのは、「どう仕組みをつくり、誰が何を担うかを設計するか」という組織的な視点です。
ひとつひとつ丁寧に整えていけば、AIは必ず心強い味方になってくれます。
一緒に、よりよい採用チームをつくっていきましょう!
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪

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